インフォームド・コンセントとは

医療に関係する用語「インフォームド・コンセント」という言葉をご存知でしょうか。

病気等で長期的に医療機関にかかる際、重要になる考え方になります。

「インフォームド・コンセント」とは、具体的にどのようなものなのか簡単にわかりやすく解説します。

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インフォームド・コンセントの意味

医師(医療従事者)が患者に対し、病気や容態など身体状態を明確に伝え、検査や手術、治療についてよく説明を行います。

それを患者が十分に理解し、納得した上で医療の選択・治療を進めていくことをインフォームド・コンセントになります。

医師による病名告知や治療に対する同意書の説明だけではなく、必要に応じてご家族やケアマネージャー、ソーシャルワーカー等を含め、情報共有を行って治療を進めていくという考え方です。

例えば、がん治療に対しての治療法は症状・進行度により異なりますが、外科治療、放射線治療、遺伝子治療、免疫療法、化学療法等いくつもの選択肢があります。

それぞれ効果や副反応、リスクは異なりますので、患者が十分に自分の体の状態の説明を受け、複数の治療法の中から自分に最も合った治療法を医師と話し合い、同意の上で治療を進めていくことが重要になります。

医師から勧められても納得ができない場合、納得のいくまで説明を求めることが大切です。

出典参照:中外製薬HP日本看護協会HPより

インフォームド・コンセントの例外について

インフォームド・コンセントの例外や説明が行われないケースとして以下の様な場合があります。

精神科疾患や意思疎通が難しい状態である場合

子供に対しての治療等は保護者の同意が必要になります。

小児に対する治療や予防接種等

子供に対しての治療等は保護者の同意が必要になります。

救急処置の場合

命の危険がせまる救急時には治療が最優先されます。患者への説明が治療後の報告になる場合があります。

がんの告知

家族等の希望によって患者への告知が行われないという場合があります。

病院によっては、ホームページにインフォームド・コンセントの受け入れ方について「考え方」を示している病院も増えています。

病院によっては、ホームページにインフォームド・コンセントの受け入れ方について「考え方」を示している病院も増えています。

インフォームド・コンセントの必要性

インフォームド・コンセントでは、患者が安心して受けられる治療環境を大切にしています。

インフォームド・コンセントをしっかりと受け、医師とコミュニケーションをとり、信頼関係が築かれた上での治療は、患者も積極的に治療へと参加することができます。

また医師だけでなく薬剤師や看護師とのコミュニケーションも重要になってきます。